溶解後の残液は使用できますか。
使用上の注意
注射用アナクト®C2,500単位
本剤には防腐剤が含まれておりません。また、たん白質であるため細菌などが繁殖する可能性がありますので、残液を次回の投与に使用することをお勧めすることはできません。
電子化された添付文書の14.1薬剤調製時の注意にも「一度溶解したものは速やかに使用すること。使用後の残液は再使用しないこと。」と記載しています。
【引用】
- 注射用アナクト®C2,500単位 インタビューフォーム
- Ⅳ.製剤に関する項目
- 6.溶解後の安定性
- 本剤を添付の溶解液で溶解し、下記の保存条件で試験した結果、いずれの試験項目においても保存期間を通じて規格に適合していた。
ただし、一度溶解したものは、速やかに使用すること。なお、使用後の残液は再使用しないこと。 - 試験項目:外観・性状、pH試験、力価試験、ゲルろ過分析、ウエスタンブロッティング分析
- 保存条件:10℃±1℃(遮光)、25℃±1℃(遮光)、25℃±1℃(1000Lux/hr)
- 保存期間:48時間
- 注射用アナクト®C2,500単位 電子化された添付文書
- 14.適用上の注意
- 14.1 薬剤調製時の注意
- 14.1.5 一度溶解したものは速やかに使用すること。
- 14.1.6 使用後の残液は再使用しないこと。