標準的なスケジュールと接種量を教えてください。
用法・用量
エンセバック®皮下注用
標準的な接種スケジュールは第1期として、生後6月から90月に至るまでの間に初回免疫は3歳に達した時から4歳に達するまでの期間、追加免疫は4歳に達した時から5歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢として、計3回接種します。
接種間隔は、初回免疫は1~4週間隔で2回、追加免疫は初回免疫(2回)終了後6か月以上、標準的にはおおむね1年後に1回接種します。第2期の予防接種は、9歳以上13歳未満の者に、9歳に達した時から10歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢として、1回接種します。
なお、平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの者のうち、7歳6カ月以上9歳未満の者及び13歳以上20歳未満の者も定期の予防接種の対象となります。
接種量は3歳以上が0.5mL/回、3歳未満が0.25mL/回となりますので、注意が必要です。
- 【引用】
- エンセバック®皮下注用 添付文書
- 6. 用法・用量
本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.7mLで溶解する。
◎初回免疫:通常、0.5mLずつを2回、1~4週間の間隔で皮下に注射する。ただし、3歳未満の者には、0.25mLずつを同様の用法で注射する。
◎追加免疫:通常、初回免疫後おおむね1年を経過した時期に、0.5mLを1回皮下に注射する。ただし、3歳未満の者には、0.25mLを同様の用法で注射する。 - 7. 用法・用量に関連する注意
- 7.2 定期接種対象者と標準的接種年齢
- 7.2.1 本剤の第1期は、生後6月から90月に至るまでの間に行う。初回免疫は3歳に達した時から4歳に達するまでの期間、追加免疫は4歳に達した時から5歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。
- 7.2.2 第2期の予防接種は、9歳以上13歳未満の者に行う。9歳に達した時から10歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。
- 7.2.3 平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの者のうち、7歳6カ月以上9歳未満の者及び13歳以上20歳未満の者についても定期の予防接種の対象とする。