副反応について教えてください。

副反応

クイントバック®水性懸濁注射用

重大な副反応として、ショック、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれん(熱性けいれん含む)(いずれも頻度不明)があらわれることがあります。主な副反応として、紅斑(注射部位)、硬結(注射部位)、腫脹(注射部位)、気分変化、下痢、発熱(いずれも5%以上)、熱感(注射部位)、湿疹、上咽頭炎、咽頭炎、鼻漏、嘔吐、食欲減退、排便回数増加、軟便(いずれも1~5%未満)などがあらわれることがあります。

【引用】
クイントバック®水性懸濁注射用 電子化された添付文書
11. 副反応
次の副反応があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副反応
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):蕁麻疹、呼吸困難、血管性浮腫等があらわれることがある。
11.1.2 血小板減少性紫斑病(頻度不明):接種後数日から3週ごろに紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血等があらわれることがある。本症が疑われる場合には、血液検査等を実施し、適切な処置を行うこと。
11.1.3 脳症(頻度不明):発熱、四肢麻痺、けいれん、意識障害等の症状があらわれることがある。本症が疑われる場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
11.1.4 けいれん(熱性けいれんを含む)(頻度不明):接種直後から数日ごろまでにあらわれることがある。
11.2 その他の副反応
局所症状 注)(注射部位):紅斑(75.7%)、硬結(51.8%)、腫脹(38.1%)、熱感(1~5%未満)、内出血、そう痒感、発疹(いずれも1%未満)、疼痛、小水疱(いずれも頻度不明)
皮膚:湿疹(1~5%未満)、紅斑、発疹、蕁麻疹(いずれも1%未満)、そう痒症(頻度不明)
精神神経系:気分変化(5%以上)、泣き、不眠、傾眠(いずれも1%未満)
呼吸器:上咽頭炎、咽頭炎、鼻漏(いずれも1~5%未満)、上気道炎、咳嗽、鼻閉(いずれも1%未満)、咽頭紅斑、痰、喘鳴、くしゃみ、発声障害(いずれも頻度不明)
消化器:下痢(5%以上)、嘔吐、食欲減退、排便回数増加、軟便(いずれも1~5%未満)、胃腸音異常、悪心(いずれも頻度不明)
その他:発熱(65.2%)、鼓膜充血、無力症(いずれも頻度不明)
注)本剤はアルミニウムを含む沈降ワクチンであるので、小さい硬結が1か月ぐらい残存することがある。
2回以上の被接種者には、ときに著しい局所症状を呈することがあるが、通常、数日中に消失する。